コラム

Column

2022.12.18

広がる新築収納アドバイザーの活動の場 #2

新築収納アドバイザーの資格取得講座がスタートして約1年が過ぎました。全国各地からご受講いただき、また学びを進め、実際に工務店やハウスメーカーとタッグを組みサービス提供を始めている新築収納アドバイザーの方にインタビューをしてみました。

埼玉エリアで活躍中の大熊江美子さん

整理収納アドバイザーとしても活躍中の大熊さん。新築収納アドバイザーの資格取得に興味を持った理由を聞いてみました。

①新築収納アドバイザーの資格を取ろうと思った理由 

これからお家を建てられる方に向けてもっと良いサポートが出来たらと思ったことから受講しました。
何故かというと私自身、新築したときの後悔があったからです

現在の家を建てた時はまだ整理収納の知識もなく、今あるモノをどうやって収納したら良いのかという点に意識が向いていました。

「とにかく収納をたっぷり作ってください」

と要望しても実際にそれで片付いた家で暮らせる人は少数かと思います。
実際に片づけサポートに伺うクライアント様のお宅も、住み始めてから3年、5年とたった後、どうしていいか分からなくなって依頼を下さる方がすごく多いです。
今あるモノを整理するサポートも大切ですが、新しい家に住み始める前にサポートをすることも重要だと考えています。

②実際の新築収納アドバイスを行う中で感じたことやりがいなど 

これもまた自身が家を建てたときの失敗談なのですが、今の家に引っ越してきたときに大変な思いをしました。
月末にそれまで通っていた幼稚園を退園。
その翌日に引っ越し。

そしてその翌日には新しい園に登園するというハードなスケジュールでした。
もちろん荷ほどきは緊急性のあるものだけ。
段ボールが積まれた部屋で身支度をしてなんとか送り出したことは
今では良い思い出になっていますが、かなり大変でした。
新しい家で何をどこにどうやって収納するのか考えないままの引っ越しでしたから、
どの段ボールから空ければいいのか、どうやってしまったらいいのか分からず、
結局1か月くらいかかってやっと通常の生活に戻ることがました。
新築収納アドバイスを行う中で、
モノに対しての収納の数は収納方法について「先」に考えるきっかけになるので、
住み始めた時から快適な暮らしが叶えられるところが良いなと思ってクライアント様をサポート
させていただいています。

③今後どのような活動をしたいか

自分の家が一番大好き!

という方を増やしたいです。

せっかく購入した家が住みにくい…と悩みのたねになってしまうのは勿体ないです。
具体的にはこれからお家を建てられる方へのサポートは勿論ですが、
建売住宅やマンションなど間取りや収納がある程度決まっている方へのサポートも行うことで住まいを取得される方笑顔にしたいと考えています。
私の住む埼玉県南部は土地が限られていることもあり、建売住宅やマンションを選ばれる方も多くいらっしゃいます。
建売だから住みにくい、マンションだから収納が足りないという声を伺うこともありますが、
それぞれのメリットも沢山あります。
どうしたら今ある空間を使って快適に過ごせるかということを新築収納アドバイザーの観点からアドバイスさせていただき1件でも多くのご家族のお役にたちたいと思います。

今後も埼玉県内を中心にご活躍の場が広がりそうですね。

大熊さん、ありがとうございました!






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