コラム

Column

2021.09.09

新築収納アドバイザー 方尺さんインタビュー

方尺 真美(ほうしゃく まみ)さん

インテリアコーディネーターと整理収納アドバイザー1級として活動する方尺さん。この度新たな資格にチャレンジし「新築収納アドバイザー3級」を取得。その取得の経緯や思いをインタビューさせて頂きました。

インテリアに興味を持ったきっかけは何ですか

私の実家は建築士である父が設計したもので、家を設計した時の思いを聞いたことや、父の仕事場によく遊びに行ったことが影響し、中学生の頃にはインテリア雑誌で内装や間取りを見ることが大好きでした。

大学卒業後はインテリア関係の会社に勤めたいと思い、家具屋へ就職しました。
その頃から仕事のモットーは「自分の手で人の暮らしがゆたかになる手伝いがしたい」という思いでした。
家具屋で11年、その後設計事務所で数年勤務をしました。
家具の販売では暮らしに合わせた家具の提案、また設計事務所では家づくりの基礎に携わることができました。
家具屋と設計事務所で様々な業務を経験した今では、「住んだあとの実際の暮らしやすさ」に重きを置くようになりました。


実際に資格取得になったきっかけは何ですか

自分の家を建てる事となり、設計士さんやインテリアコーディネーターさんと家づくりを進めていくことが楽しい反面、その中でも内装や収納の部分はイメージがしにくい為、とても苦戦しました。

間取りを読み取り、それを自分の生活スタイルと合わせながら具体的にイメージするというのは、かなりの労力がいります。そして限られる打合せ期間で、住みやすい家に近づけるというのは時間的な難しさもありました。

建築後、実際に収納を整えていくのは多くの時間と労力がかかりました。
同時に家を整えていくなかで収納の奥深さや、インテリアの楽しさを実感しました。
インテリアコーディネーターは昔から取得したいと考えており、家づくりでその熱が高まり資格取得に至りました。

 

その後収納提案にも力を入れたいと整理収納アドバイザーも取得しました。活動する中で特にご要望のある「新築する方への収納アドバイス」の提案力をアップさせたいと感じ、「新築収納アドバイザー」という資格を取得しました。
初めは自分が知らない収納の理論をしっかり学び、そしてもっと心地よい暮らしにしたいという思いからそしてどんどん仕事としてのスキルをアップさせたいと収納の資格を複数とったのです。

資格を取って変わったことや思いの変化はありましたか

理論で収納を整えていくと、ストレスが減り自分だけではなく家族みんなが過ごしやすくなったのを実感しました。

おもちゃも分かりやすいように分類することで、子どもが片づけを進んでやるようになりました。
子どもの文具を使いやすい収納に変えると、工作を沢山作るようになりました。
夫婦で共有するモノも定位置をつくることで探すことも減り、同時に前よりも穏やかな関係になりました。

そして何より私自身に時間と心に余裕ができ笑顔が増え、家族との時間もより良いモノになったと思っています。

余裕ができたことで、好きなインテリアで空間を彩ったり、家の中で観葉植物を育てる時間ができ楽しく暮らしています。
収納を整えてその人らしさの暮らしができる、私はそれこそが暮らしのゆたかさだと思っています。

家づくりの前に収納の理論を学べていれば、また家づくりがかわっていたかもしれないと思うこともあります。
これから家づくりをされる方は新築収納アドバイザーを学ぶことにより、より良い家づくりに繋がると思います。
私のようにすでに住まわれている方でも、今の暮らしをもっと心地よいモノに出来ると思います。

私は自分の経験から得た大切な気づきを、収納という方法でこれからも伝えていく仕事がしたいと思っています。

方尺真美さんこの度はインタビュー有難うございました。

企画住宅建売を検討中の方へ

企画住宅や建売住宅は決まった間取りで収納が不十分と思いがちですが、収納は適材適所適量がベスト。
収納率だけでなく、自分のくらしに合った収納になっているか、あるいはその収納を自分だったら
どんなふうに使っていくかをあらかじめ計画することで十分暮らしやすさを保つことができます。
企画住宅まずは自分がどんな持ち物を持ち、どう暮らしたいかをしり、収納の使い方を学んでみませんか?

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