コラム

Column

2022.01.16

持続可能な整理収納でサスティナブルに暮らしを整える

収納 サスティナブル 

すでに誰もが耳にしたことがある言葉となりましたが、「SDGs」 とは Sustainable Development Goalsの略で、持続可能な開発目標という意味があります。
2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標ですが、我々個人ができることとして、具体的にどんなことがあるでしょうか。


今回は、サスティナブル(持続可能な)整理収納についてお話したいと思います。


ローリングストック法という言葉を聞いたことはありますか?

自然災害の多い日本では、皆さんが常に防災に対する意識をされていることと思います。
災害時にも活用できる食材を備蓄し、そして保存食でもありながら、日常生活の中で消費し、そしてまた備蓄する。
その保管方法を「ローリングストック法」といいます。

収納 サスティナブル 
収納 サスティナブル 

保管するモノの適正量を決める

お部屋の一角または災害時用リュックなどに保存食として保管し、食材の保管期限を保ちつつ、時には消費していく。消費するだけでは、いざ災害時に「保存食がない!」なんてことになると大変ですので、第一に在庫の量が一目みて分かる、そして必要な量をしっかりストックする事が必要なのです。

家族は何人ですか?断水時に一人当たりに必要な水の量は何リットルですか?
それぞれのご家庭によって、そのご家庭の適正量は変わってきますのでしっかり把握し収納することが大切です。

収納 サスティナブル 
収納 サスティナブル 

消耗品のティッシュや、今では生活に欠かせないマスクなどストックが必要なモノもでてきています。

家族の誰でもがわかる保管方法【定位置の管理】

在庫を管理している本人だけではなく、誰が見ても分かる状態に収納する、いつも同じ場所に収納することが大切です。

動作動線にかなった位置に設置するのはもちろんのこと、その上で収納グッズにはラベリングをし、どこに何が収納されているか、誰が見てもすぐわかる状態にモノの定位置をしっかり決めます。

収納 サスティナブル 
収納 サスティナブル 

モノの定位置を決めると、サスティナブルな整理収納ができます。
①在庫量がすぐ分かる
②元の位置に戻すのでモノの紛失を防げる
③その為、「あるのに買う」という無駄買いがなくなる

モノの場所を維持し、適正量を変えることなく、買い物のロスやごみのロスを減らすことができます。

自宅の収納を見直すことは、私達が身近にできるサスティナブルな活動としておすすめです。

 

記事担当:方尺真美



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