コラム

Column

2021.10.04

収納で決まるQOL「暮らしの質」の話

あなたにとっての「心地よい」空間はどのようなイメージでしょうか?
家族みんなが使いやすい収納があってストレスが少ない、
モノはあまり散らかないようなスッキリしている空間が好き、
モノが多い方が落ち着く、その「心地よい」空間は人それぞれなのです。

ですがどの方にも共通してお伝えしたいことは、ご自身の生活スタイルを理解し、収納の使い方をまなび実践することによって、その方に合った暮らしがぐっと良くなります。

今の暮らしを見つめなおす

理想の暮らしは何ですか?と聞かれたとき、
花を飾りたい、インテリアを楽しみたい、時間と心にゆとりのある暮らしをしたい、
「理想の暮らし」とは今の暮らし方にストレスがない先にある、心のゆとりの中でできる事だと感じます。

まずは今の暮らしを見つめてみましょう。
コロナ禍の中で、私達の生活やワークスタイルは大きく変化しました。

オンライン会議、オンライン授業、ネットワークSNSの進化。
環境が変わると、私達の生活スタイルも変えていかなければどこかで小さなストレスがでてきます。
家族はどのように生活しているか、困っていることはないか、これから先ライフステージが変わった時にどうなるか、考える事は沢山あります。
そして人の生活には必ずモノが関わってきますので、今使っているモノが本当に必要か、暮らしを見つめなおすことがモノを持つ意味をしっかりと考えるきっかけとなるのです。

モノと向き合う

今の暮らしと向き合った次は、所有しているモノをみていきましょう。
例えば食器。今持っている食器の量は、適切な量か?
四季通して使っていない食器があるかもしれません。
もし使っていない食器が沢山場所をとっていたとしたら、それこそ “勿体ない” のかもしれません。

そして増えてしまう原因や、捨てられない原因があるのであれば、また自分を見つめなおすきっかけになります。

収納方法や場所を分析してみましょう

毎日使うモノ、一週間に1回使うモノ、一か月に1回しか使わないモノ、
それぞれが空間の中で適切な場所にあることが大切です。
「動作動線にそって使用頻度の高いモノは取り出しやすく」が当たり前のようですが、毎日過ごしていると慣れがある為、意外と小さな無駄に気付きにくくなっているものです。

モノの指定席をつくろう

人、モノ、場所、それぞれ分析したあとはモノの住所をつくることです。
使ったら戻す場所、家族みんなが分かる場所、ラベリングをしてこれで指定席の完成です。

もし、使っていて使いにくいモノや場所があった時は見直してみてください。
必ず要因が見つかり暮らしの質は向上します。

収納を考えることはモノを見つめ直し、自分や家族をよりよく知ることに繋がり、そして暮らしの質が向上する。
その先には、時間と心に余裕ができ暮らしのゆとりが生まれます。
好きな時間に使う「理想の暮らし」を手に入れられると考えています。

企画住宅建売を検討中の方へ

企画住宅や建売住宅は決まった間取りで収納が不十分と思いがちですが、収納は適材適所適量がベスト。
収納率だけでなく、自分のくらしに合った収納になっているか、あるいはその収納を自分だったら
どんなふうに使っていくかをあらかじめ計画することで十分暮らしやすさを保つことができます。
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